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AIと危機感

今年6月に弊社が出展したJPCAは、

私自身は2年ぶりくらいに参加したが随分と各社さんのブースの様相が変わっていた。

靴や服などのウェアラブルデバイスを展示しているところは特に目を引き

これまで電子機器のカテゴリーで無かった製品が登場していた。

展示会の雰囲気としてもIoT関連の機器開発に伴い、

電子部品の新たなニーズが生まれていく期待感が強かった。

 

私もトレンドを押さえておこうと焦り、帰りの羽田空港の売店で

「ビジネスで使えるAI」と特集を組んでいたビジネス誌を購入した。

単純作業の効率化・無人化や

統計データに基づく分析の精度の向上など

AIを「ツール」として捉える内容であった。

 

もはや雑誌を買ったことに満足感さえ感じてる私が

ハノイの空港をおりてから家に帰る車中から見えるのは、のどかな田園風景で、

路上にあるボロボロの屋台でおじさんがグダ~とくつろいでいたり

農家の人たちが牛をひいて道路が一時通行止めになっていたりするところを見て

雑誌で読んだ技術が実用化されるまで、特に発展途上の国はなおさら、

まだまだ先のことだろうとぼんやりと思い、そこでAIについて考えるのを止めた。

 

ところが先日、動画サイトでAIに関して有識者の討論会をたまたま見る機会があり

どうやらAIがツールを超えて人間の価値観や存在をも変える可能性があるのではないかと思えてきた。

単純作業の無人化だけでなく、この業務は人間がやるべきであろうということまでAIがとってかわり

人間が考えることが必要なくなってくるという話であった。

なかには「人間って必要ですか」という発言まであり生物学的な領域にまで話が至った。

 

あまりに衝撃的で、人間そのものを否定するかのような意見であったので初めのうちは受け入れがたかったが、

もしかしたら自分が生きている間にそれが常識になるかもしれないことを考えると恐怖を感じるようになった。

 

弊社が提携している基板メーカーのワーカーが減り、エンジニアが減り

ロボット・機械だけで図面を作成し技術の擦りあわせを行い基板を作りうるかもしれない。

新入ロボット社員のペッパー君が、ある日、弊社の営業で配属され

物事を瞬時に的確に判断し、複数の言語を同時通訳し

お客様や工場のスタッフの思いを汲み取ることがうまく、

気の利いたエレベータートークもできれば 同じ営業の人間の私は出番がなくなるかもしれない。

 

パラダイムシフトともいえる人間が考える時代が終わり新たな時代が到来するかもしれない。

そんななかで人間に求められる役割は何かの答えを出すときが来るかもしれない。

まったく予想がつかないからこそ、それに対する危機感を大切にしたい。

今はまだ突拍子もない話に思えて目の前の現実に対応すべきであるのは十分に理解しながらも

いざ、変化を求められたときに生存できる様にアンテナをはり

常に自分のやっていることに対して危機感をもって変化を恐れずに取り組んで生きたいと思う。

 

I.I

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