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NTW Inc.スタッフブログ

アドバンテージ

今週6月29日をもって、NTWVNが2周年を迎える。

2015年に設立した当初は、グループの末っ子として産声を上げたのだが、

今年、フィリピンも出来るので、お兄さん(?)お姉さん(?)的存在になる訳だが、

そのVNにて、先日、3名の日本人で、日本人のアドバンテージ・ディスアドバンテージとは?という話をした。

 

アドバンテージは、これまでの日本人達が築いてきた信用により、『査証無で行ける国が多い』だったり、

日本人のお客様と話が出来たり、と、いくつかあげられる。

だが、日本人のみならず、自国を愛する心を持っていれば、アドバンテージについては、

コメントが出やすいものの、では、ディスアドバンテージは?という話だ。

そして、これは、日本人のみならず、異国で暮らす全ての人に考えてほしい問題でもある。

また、そのすべてが必ず当てはまる訳では無く、努力により改善可能なものだったり、

逆にアドバンテージに加えることが出来たりするものである。

 

① 言葉が話せない・・・自分とそもそもが違う考え方を持っている人同士は、

言語というツールを用いて、会話をすることが出来る。

タクシーの行先を以心伝心で伝えるなんて、叶わぬ夢であり、

最低限の会話が出来ないと、その国での活動は、大きく制限される。

 

② 給与水準が異なる・・・例えば、社内で誰かがしなければいけない単純作業を、

給与に比例した効率で行うことは不可能である。

見積書を8倍速く作れたり、インボイスを五分の一のスピードで作れたり、は、不可能と考えてよい。

つまり、費用対効果を出しにくい。

 

③ 日本人のイメージとのギャップ・・・プラスもマイナスも含めて、

これまでの日本人諸先輩方が脈々と築いたイメージの残影と比較される。

人は理想とのギャップに怒りや失望やいら立ちを覚えるものなので、

知らないうちに上がったハードルへのチャレンジが続く。

 

ディスアドバンテージがあるから、仕事できないのか、成功できないのか、そうではない。

それを理解した上で、何が出来るか考えよう、という話で、社内での会話は終わったのだが、

自分自身をもう少し振り返ってみようと思う。

会社の設立に伴って、こちらに赴任してから、ベトナム生活も2年を迎える。

2年前と比べて、じゃあ、ベトナムをより理解できたのか、と、言われれば、答えはYesであり、Noである。

確かに、言語的には理解が進んだ。言語を理解することは、文化を理解することなので、

文化も多少は理解出来た。が、しかし、理解したことで、これまでには無かった不思議なこと、知らなかったこと、

例えば、『アジア人とは』と、自分の中で形成していた漠然としたイメージと異なる点、などが、

クローズアップされ、ベトナムが分からなくなった。

グェン王朝からで約200年、中国の古文書の記録では、

紀元前から国家組織を持っていたベトナムの歴史を考えれば、2年で何が分かる?だとは思うが、

さぐりさぐり行動していた頃よりも、『恐らくこんな結果が出るだろう』と想定して、

会話・活動している今の方が、戸惑いは大きいのかもしれない。

 

2年間で、スタッフも増え、取扱い品目も増え、今月には、ホーチミンオフィスも構えた。

500年も前から、アジア各地に日本人町を形成し、貿易で財を成し、

地域にも貢献してきたことを思えば、我々がしようとしていることは、

日本人が得意とする、日本人のアドバンテージ、であり、是非とも成功を収めたいものである。

 

このブログでも、何度か出てきたと思うが、NTWVNは、

VNSO(ベトナム国立交響楽団)のスポンサーも務めさせて頂いている。

お客様のお手伝いをして、利益を出し、地域に貢献、というサイクルの一つとして始めた。

今年の拠点目標として、『グループ1の現場商社』というものを挙げているが、

日本や中国の拠点に対しては、若さゆえの柔軟性を活かして、

フィリピンに対しては、2年間の経験を活かして、グループの『アドバンテージ』となれるよう、頑張っていきたい。

 

Y.S

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