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NTW Inc.スタッフブログ

ベトナム交響楽団にて

弊社ベトナムがオフィシャルスポンサーとなったベトナム交響楽団の定期演奏会に行ってきました。

中学、高校と吹奏楽をやっていたのでコンサートは好きで聞きに行っていましたが

今回は「オペラハウス、クラシック、普段より正装」で心はパリ気分で新鮮でした。

 

ベトナムの町の喧騒から離れた空間のなかで

ゆっくりと弦の音が紡がれていき体の芯に響き渡るようで「あ~至福の時間だ~」と浸ることができました。

ベトナムの音楽は歌謡曲調のものがまだまだ中心にあるので、クラシックの演奏を聞いていくなかでも、

流石、こぶしをいれてたっぷり歌うメロディーは凄く迫力があるのですが

ビート感の強いメロディーは楽器間でそれぞれズレがあるので得意じゃないのかなと感じ、

「ここでもかいっ!」と思わずツッコミ。折々でパリ気分からハノイへ引き戻されるのでありました。

 

そんなこんなで最後の曲はショスタコーヴィッチの7番。

諸説評価はあるのですが当時ソ連の作曲家である本人の言葉を引用すると

「私は自分の第七交響曲を我々のファシズムに対する戦いと我々の宿命的勝利、

そして我が故郷レニングラードに捧げる」

(※1942年3月29日 プラウダ紙上にて)とのこと。

 

共産圏できく7番はどんな風に聞こえるのだろうと興味津々で聴き入りました。

南北に分かれて戦い合った悲哀と国民の生命力の強さをひしひしと感じ

私が生まれる1989年までベトナムが戦争していたことを改めて思い出しました。

約30年前までこの国は戦争しており、私と年齢の近しい世代のベトナム人も戦争を経験しているのだ、とも。

 

ベトナム交響楽団の演奏家の中には

第2次世界大戦前後で占領・植民地化した日本人やフランス人がいます、

ベトナム戦争を戦ったアメリカ人もいます、

長い歴史の中で占領され・独立しを繰り返してきた中国人も同じ舞台に立っています。

 

ベトナムと対立した各国の人間が時代を経て今こうやって同じ空間で同じ音楽を奏で

西洋人の客も東洋人の客も同じ時間を共有しています。

楽団は1959年に設立されており

様々な戦火を乗り越え止揚し今、目の前にあるのだと思うと目頭が熱くなり

やはり私はベトナムにいるのだなと先ほどまでと違う見方でしみじみと感じました。

 

最後に

指揮者の方が日本人の本名徹次さんでしたが

NTW VNはベトナム交響楽団の本名さんの様な存在になれたら良いのかなとも感じました。

様々な国の演奏家(人・企業)がいるなかで

音を奏でる(物を作る)わけではありませんが、

ハーモニーが成立するためにアドバイスをし(事業成立のための調達のお手伝いをし)

全体像の構成にひたすら向き合う(頭で考え抜いたプランに価値を見出してもらえるように努力する)

 

オーケストラにおける指揮者の様に

無くてはならない存在を目指して

気持ち新たに良い体験ができました。

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I.I

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